ネウボラとは?日本でも行っているネウボラ事業で感じたこと。子育て支援施設に行ってみたら・・・
2020/09/27※この記事にはPRが含まれています。
Photo by Isaac Quesada on Unsplash
「ネウボラ」って聞いたことありますか?
少し前から、メディアなどでよく聞くようになった「ネウボラ」という言葉。
改めて調べてみたので調査結果を報告いたします!
もくじ
ネウボラとは
ネウボラとはフィンランド語で、「neuvola」と書きます。
「neuvo」は助言やアドバイス、「la」は場所という意味があり、妊娠や出産、子育てに関する支援を行っている施設のことです。
フィンランドでは、ママの妊娠期から子供の小学校入学までを、ずっと同じ保健師つき、切れ目のないワンストップの子育て支援を行っています。
このフィンランドが行っている切れ目のない子育て支援を参考にし、数年前から日本でも全国の市区町村でネウボラ事業のひとつとして、ネウボラのような施設の設置が始まりました。
それが、「子育て世代包括支援センター」というものになります。
日本で行っているネウボラ事業
まず、先ほども書いたのですが、「子育て世代包括支援センター」(以下、支援施設)があります。
日本で行っている支援施設は、フィンランドのように担当の保健士さんがついていなかったり、受けられるサービスも自治体によって異なるため、フィンランドとは少しシステムが違っていますが、日本でも妊娠・出産・子育て期の相談にのってくれる施設があります。
この支援施設以外にも、切れ目のない支援を行うことを目的に、各自治体で様々な取り組みを行っています。
それは・・・
・母親学級、両親学級
・赤ちゃんギフト・・・これから赤ちゃんを迎える家庭のために必要なものを自治体からプレゼントが贈られるサービス
・産後ケア事業・・・赤ちゃんと一緒に宿泊できる施設で、助産師さんから授乳や育児などの指導やケアが受けられ、睡眠などの休息がとることが出来るサービスなどがある。宿は行く以外にも、通所や訪問で助産師さんからケアを受けることが出来るものもあります。
・こんにちは赤ちゃん訪問・・・出産後に担当の助産師が家まで来てくれて赤ちゃんの身体測定や子育ての相談にのってくれるサービス
・子育て支援施設
などなど、自治体によって行っている取り組みやサービス内容は異なりますが、たくさんの支援サービスがあることがわかりました。
この中で、私が特にお世話になったのが、子育て支援施設です。
以前住んでいた自治体で赤ちゃんギフトを受け取ったときのことを書いた記事もありますので興味があれば読んでみてください!↓↓↓
優しさがたくさん詰まった出産祝いに。フィンランドから届く「マタニティ・パッケージ」
子育て支援施設は何をしているところ?
親と子供の交流場所を提供している施設になっていて、施設には常駐のスタッフさんや保育士さんがいてくれます。
常駐している保育士さんやスタッフさんたちは、「どう?はじめての子育ては?」という感じで優しく話しかけてきてくれて、育児の悩み相談にものってくれます。
子どもたちにとっては、子どもたちの年齢に合わせた手遊びや絵本の読み聞かせタイムを設けてくれています!
また、子育てに関する情報提供やイベントも行っていて、例えば歯科医師を呼んで、子供の歯について学べたり、助産師さんを呼んで産後の体調について講演をしてくれたり、人形劇のプロを呼んで生で人形劇を観れたりします。
子育て支援施設を利用してみて
私が利用しているところは、未就学児が利用できる施設で、個人的には0~1歳児のママさんたちがよく利用しているなと感じました。
私は子どもが遊んでいる様子を見ながら、ほかのママさんたちと少し話ができるので、気分転換になっていました!
子どもたちが遊べるおもちゃもたくさんおいてあり、次はあれで遊びたい!と次々に遊び倒しているので楽しんでいるんだなと思います!
ねんね期の赤ちゃんでも、周りをよく見てたり音を聞いてる様子だったりして、いろいろ感じてるんだなーと思える顔をしてたりします。
施設には、色々な子たちがいるので、おもちゃの取り合いでケンカが起きたり、「まだ帰りたくないー!」などなど駄々こねて泣いている子供もいたりしますが、常駐のスタッフさんたちがお友達やママとの間に入ってうまく取り持ってくれたりしているので、そういった子供同士のトラブルや子供に対する対応についても学べることができるな、と感じました。
また、身体測定をやってくれたり、お誕生月にはお誕生会と手形をとってくれたりするので、親も子も楽しめる施設だなと思っています!
まとめ
赤ちゃんのことでも、それ以外のことでも、外に出て誰かと何かを話すのって、とても気分転換になれるんではないかなと思いますので、ぜひ一度は利用してみてください!!
それで、「あーなんかこの空気合わないなー」と思ったら行かなくてもいいので、1度は行ってみて欲しいなと思います。
赤ちゃんにとっても、遊びに来ている子供たちから刺激をもらえるので、自然な学びの場という感じできっといい影響を与えてくれる場所いなっているのではないかなと思います。
日中は赤ちゃんと二人きりで、社会に取り残された気分になりがちだったり、
赤ちゃんはかわいいけど、命を守らないといけないという重圧で精神が疲労してしまったり、
初めての育児は、24時間臨戦態勢で心休まるときなんてないですよね。
そういった不安な気持ちやストレスを緩和できてすこし安らげる場所ではないかなと思います。
というか、そういった施設であってほしいし、そういった施設に巡り合ってほしい!
それに、同じ月齢の赤ちゃんを持ったママさんと話せるのってすごく楽しいですよ!
こういった支援施設へ行って、相性のいい常駐しているスタッフさんや気の合うさらっとした関係を築けるママさんと巡り合えると、本当に気分転換になると思います!
私は、子育て支援施設がある時代で、ある地域でよかったなーと思えました!
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